2009年4月6日月曜日

Arts & Clafts 展


















今日はアート&クラフト展をみるために
上野の東京都美術館へ行ってきました。
時は19世紀。。。
産業革命で沸くイギリスで
大量生産によるものつくりに
危機感を抱き、アート&クラフト運動を行った
ウイリアムモリスとその仲間達の
美術展です。
機械によって大量生産を行っていくことで失われる
職人の技術・・・。
この技術こそが人間の生活を豊かにする
そう信じて
職人の技術とデザイナーモリスのセンスがふんだんに
盛り込まれた作品の1つ1つ。。。
今現在見ても、なんとも新鮮!!
彼らなくして現代のモダンアートはなかったといわれる意味も
納得です。
テキスタイルの原型になったであろう壁紙や
文字体から何からすべてアートな本
貝殻を銀でコーティングした装飾品
織物師をモリスたちが支持して仕上げた織物
大量生産では作れない手作業のワイングラス。。。
キッチン用品もとっても素敵で
私は電気ケトルにびっくり
今また物の価値について見直されるようになりましたが、
こんな昔からずっとそういった活動をしてきたなんて。
時代と逆に進むってことでしょ?
この信念とデザイン、技術に向き合う根気
すべてが勉強になり、とても刺激を受けました!!

0 件のコメント: